02_過労死ラインのその先で…

前回までの起業記はこちらから
http://yutawakayama.com/01-2/

で、そんな人生の最大の事件である、親友の自殺からちょっと経ってから、
学校の進路相談があり「若山の就職希望は?」と聞かれた。

今まではそれなりの所に就職できればいいや。って思ってた。

ただ、今はもうそんな訳には行かない。

俺は実現可能かは分からないが、とことん攻めた人生にすると決めたのだ。

そして、先生に「東京で一番レベルの高い職場を希望します」と答え、

「ならば、ちょうどいいホテルがあるぞ」と、
世界ホテルランキングで上位を独占する
最高級ホテルの日本創業メンバーの募集を紹介され、
面接を受け、見事合格することになる。

で、2007年、創業メンバーとしてホテルに就職し、
そのホテルが創業1年で日本ホテルランキング1位を獲得することになるんだけど、

このホテルの面接の時にやった工夫とか、
ホテル時代にやってたことは、
どっか別の機会に書くことにします。

で、このホテルでとにかく必死で働いた。

繁忙期は4:30の始発から1:30の終電までを週6~7勤務。
残業時間は200時間を超える。

いわゆる過労死ラインと言われる残業時間が100時間なので、
当時は、過労死して生き返れるくらい働いてたってことだ笑

ホテルで働き始めて3年くらい過ぎた頃に、
自分の今の活動に疑問を持つようになる。

社会人1年目に、日本トップのホテルで働き、
一流の職人たちの基準(マインドや行動)を叩き込んでもらえたことや、

ポール・マッカートニーやマドンナ、各国の王族、天皇様など、
世界を代表するたくさんのVIPたちに料理やサービスを振る舞ったことは、
ものすごい人生経験になったし、この3年でめちゃめちゃ成長できた。

ただ、将来自分で店を出して、独立を目指そうと思った時に、

ホテルで学ぶことで、
美味い料理を作ったり、将来、店を出すことはできても、

ホテルで料理を修行しているだけでは、
店を繁盛させたり、飲食店以外のことはできないんじゃないかと思うようになった。

つまり、ホテルに入社し3年が経過し、
私は料理ではなく、経営・ビジネスを学びたいと思うようになったのだ。

そこから転職エージェントを訪ね、転職の案内を受けるも、
そこで候補として紹介されたのは、

・居酒屋の店長候補
・ラーメン屋の店長候補
・クリ○ピークリームドーナツの店長候補

なんか、違う…

料理しかやってこなかった私には、

自分の目標(夢)を叶えるために、
自分のキャリアをどう作っていけばいいかが
全く分からず途方にくれ、

「ビジネスとか経営ってどうやって学ぶの?」と
その当時やってたSNSの日記に投稿した。

そしたら、数日後、一人の面識のない女性から、
「新規ビジネスの立ち上げがあるんですが話を聞いてみませんか?」
と、SNSに連絡が来た。

怪しい…笑

ただ、タイミングってのはすごいもので、
今までは一度もSNSで知らない人と交流したいなんて思ったことがなかったのに、
まさに自分が知りたいと思ってたものだから、
お話聞いてみたい!と思って、会ってみることに。

で、数日後、人生で初めて見知らぬ人とSNSで会って、話を聞いてみることに。

次回の起業記はこちらから
http://yutawakayama.com/03-2/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です